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個人的にきつかった仕事ベスト3

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仕事を探してるんだけどきつい仕事は避けたいなぁ
それぞれの職業の大変な部分を教えてもらえると参考になりそうだよね。

リーマン

今回の記事では私の経験した仕事から、個人的にきついと感じた仕事をランキング形式でご紹介していきます。

ランキングの内容は私の個人的な感想になってしまいますが、今後新たな仕事を検討中の方にとって少しでも参考になれば幸いです。

今回の記事を読んでいただくことで以下のことがわかります。

  • 個人的にきついと感じた仕事ベスト3
  • それぞれの仕事がきつい・大変だと感じたポイント

それでは順番に見ていきましょう!

きつかった仕事 第3位 自動販売機補充員

まず第3位は自動販売機補充員になります。

自動販売機補充員はトラックに缶飲料やペットボトル飲料などを載せ、自分の担当している自動販売機まで向かい、飲み物の補充やゴミの回収、季節の変わり目にはメニューの変更なども行います。

私の経験から自動販売機補充員のきつかった部分を順番にご紹介していきます。

常に交通事故のリスクがある

自動販売機補充員は2tトラックや3tトラックを運転しつつ自動販売機の設置場所まで移動します。1日に約20台ほどの自動販売機の巡回を行いますが、大半の時間を運転に使います。

長時間運転をすることで交通事故のリスクは高まりますし、自分に責任がなくても、周囲に事故に巻き込まれる可能性もあります。常に運転に気を遣い、業務が忙しく時間に追われていても安全運転を心がけなくてはならないため精神的な疲労も出てきます。

自動販売機の管理台数が多く時間に余裕がない

自動販売機の管理台数は社員の担当エリアによって変わります。担当エリアの範囲が広ければ管理台数は少なめ、担当エリアの範囲が狭ければ管理台数は多めになります。

どちらにしても自動販売機の管理に追われ時間に余裕のない状況になります。私は百数十台の自動販売機を担当していた経験がありますが、毎日休憩も取れず自動販売機の設置場所に到着したらとにかく急いで補充作業を行っていました。

リーマン

週5日間に均等に自動販売機の管理台数を振り分けるのですが、どの曜日も管理可能台数ギリギリになりますので、毎日時間に追われているような状況でした(笑)

常に商品の賞味期限に追われる

自動販売機補充員といっても、扱う商品は多岐にわたります。

例えば缶飲料やペットボトル飲料、担当ルートによってはカロリーメイトなどのバランス栄養食やカップ麺、お菓子やパンなど様々なものを取り扱っており、中には賞味期限の短い商品などもあります。

特に私の経験上パンの賞味期限は短く、補充数の調整を上手く行わないと期限切れを発生させてしまい、自分の評価にも響いてしまうということもありました(笑)

あまり売れない自動販売機では商品の補充数を少なくし、売れる自動販売機では多めに補充し売切れが発生しないように調整するなど臨機応変に対応することが重要です。

ですが、どうしても期限が近くなった商品が発生した場合は、早めに自動販売機からその商品を抜き、売れている自動販売機に入れることで期限切れにならないように商品を売る努力が必要です。

リーマン

商品を補充するだけではなく、期限切れが発生しないようにどこの自動販売機に期限切れになりそうな商品が入っているのか把握し、期限切れになる前にその商品を売るように行動する必要があるため、常に商品の賞味期限に追われつつの仕事になります。

体力的に大きな負担がある

自動販売機補充員の仕事ではメインの商品は缶飲料やペットボトル飲料になりますが、一度の補充で百数十本〜数百本の補充を行う場合があります。

現地に到着したらトラックから大量の商品を折りたたみコンテナに入れて自動販売機の前まで運び(場合によってはペットボトル24本入れダンボールを数箱+バラの商品を折りたたみコンテナに入れて)補充を行う必要があります。

自動販売機の前にトラックを止めることができればそれほど大変ではありませんが、自動販売機の設置場所が建物の高層階などになると、台車に先ほど用意した商品を乗せて、建物のエレベーターに乗って自動販売機の前まで移動し補充する必要があります。

補充も一往復で済めば良いのですが、補充数が多ければ数往復この作業を繰り返す必要がありますし、場所によっては「社内従業員以外エレベーターの利用を禁止」している場所もあります。その場合は折りたたみコンテナやペットボトル24本入れ段ボールを抱えて階段を登り、自動販売機の前まで行かなければなりません(笑)

ただでさえ自動販売機の管理台数が多く毎日時間に追われながらの業務になるのに、現地に着いたら商品を運ぶためにかなりの重労働になるため、体力的に仕事を続けていくことができなくなる人がたくさんいました。

トラブル・売り切れによる呼び出しが多い

自動販売機は機械ですので様々な不具合が起きます。硬貨が詰まったり、買った商品と別な商品が出てきたり、お金を投入しても返却口からお金が出てきて購入できないなど。機械トラブルの場合もあれば人的ミスの場合もあります。

自動販売機補充員には担当の自動販売機でトラブルや売り切れが発生した場合に携帯電話に連絡が入るようになっています。トラブルや売り切れが起きた場合は優先的にその自動販売機に向い、点検や補充、返金対応を行わなければなりません。

その日がどんなに忙しくても連絡が入った自動販売機に向かわなければならないため、かなりの時間を移動に使ってしまいます。自分が今いる場所から離れた自動販売機から連絡が入れば平気で往復2時間程度かかったりもします。

時間に追われながら業務を行っている上に、呼び出しによっても時間を使ってしまうため、その日の巡回はかなり急がなければ回りきれません。そのため休憩が取れない日はザラにありました(笑)

きつかった仕事 第2位 事務職

続いての職業は事務職になります。

事務職は体力的な負担が少なく、長く仕事を続けていくことができるため人気のある職業ですよね。しかし、私は個人的に事務職は大変に感じたため、その理由をいくつかご紹介していきます。

順番に見ていきましょう!

人間関係の維持が大変

事務職では常に同じ空間の中で周囲の人たちと協力しながら仕事を進めていく必要があります。そのため協調性が求められますし、相手の気持ちを汲み取ることも非常に重要になってきます。

周囲に合わせて行動ができない場合、「事務所の空気を乱す人」といった評価を受けてしまう場合があり、事務所内で仕事をしていくことが辛くなってしまうでしょう。

営業職は基本的に一人で営業活動を行いますし、製造職などは確かに事務職のように同じ空間で同じ人たちと仕事をしているのですが、動き回って相手と物理的な距離があったり、目の前の作業に集中することができれば会話等は最低限で淡々と仕事を進めていくことができます。

リーマン

個人的に事務職での人間関係は維持することが大変で、周囲と良い関係を築くことが苦手な人にとっては人間関係の面で仕事を続けていくことが難しいのではないかと思います。

電話対応が辛い

事務職では社内からの電話や取引先からの電話、お客様からの電話など様々な方面からの電話に対応していかなければなりません。入社したばかりの時は業務経験も浅いため、社内の電話だけ任せられるなんてこともありますね。

業務に慣れてくれば社外からの電話にも対応していかなければなりませんが、電話越しでは相手の言っていることがうまく聞き取れなかったり、言葉遣いの荒い方からの電話ではなかなかコミュニケーションが取れなかったりします。

何を言っているのか「もう一度お願いします」と聞き返すことで相手の機嫌もどんどん悪くなっていきますし、電話対応でのミスが続くと電話に出ることが嫌になってきます(笑)

一日中デスクワークで腰痛になる

事務職では1日の大半を座った状態で仕事をすることになります。事務職では体力仕事をしているわけではないのですが、長時間椅子に座っていることで腰に負担がかかり、腰痛持ちになる方が多くいます。

私の周りでも腰を痛めている方が多く、みんな少しでも腰の負担を抑えようと、クッションを敷いて椅子に座るなど色々な工夫をしていました。

重い腰痛を抱えてしまうと私生活にも影響が出てしまうため注意が必要です。私自身も事務職をしていた時は腰痛に悩まされていたため、仕事中に軽くストレッチをしたり、休日も腰に負担がかからないように注意して生活していました(笑)

細かい作業が多く神経を使う

事務職の仕事ではデータ入力の作業や、会議資料作成、請求書の発行や在庫の管理など様々な業務を行います。仕事の中でデータや数字を取り扱う機会が非常に多く、それらを正確に業務に反映させなければなりません。

また、細かなデータや数字を取り扱う業務でありながら、請求関係や取引先関係の業務などは間違いが許されないため非常に神経を使います。私自身も1日の仕事が終わるとホッとして解放された覚えがあります(笑)

リーマン

事務職は体力的な負担はほぼありませんが、こういった細かな業務が多く、精神的に疲れやストレスを感じることが多々ありました。

ミスが大きなトラブルになる

先ほどご説明した通り、事務職の仕事では細かい作業が多いにも関わらずミスが許されない業務がたくさんあります。お客様からの注文を聞き間違えたり、取引先への請求金額を間違えたり、お客様情報のデータ入力ミスなど。

社内だけの問題であればなんとかなるかもしれませんが、お客様や取引先に関するトラブルを起こしてしまうと会社の信頼を損ねてしまうことになります。事務職は社外の方々と直接繋がりを持っている部署になるのでそれだけの責任感が求められます。

事務職では一つのミスが大きなトラブルにつながってしまうため、「事務職の仕事はミスがなくて当たり前」と思われがちです。非常に細かく正確な作業が求められ、神経を使う仕事でありながらそのように思われるのは事務職の辛い部分です。

きつかった仕事 第1位 営業職

第1位は営業職になります。

営業職に対しては多くの方が大変そうというイメージがあるかもしれませんね。私自身も営業職として実際に働いてみて大変さがよく分かりました(笑)

私の実体験から営業職のきつかった部分をご紹介していいきます!

常にノルマに追われる

営業職には営業ノルマがつきものです。毎月目標の営業成績を達成するために活動していかなければなりません。当然営業ノルマのない月などありませんので、常にノルマを抱えている状態になります。

このような状態が続いていくと、人によっては多くなプレッシャーやストレスを抱える人も多く、場合によっては仕事を継続していくことが非常に困難になります。私自身もノルマのことで休日も疲れが取れず、日々ストレスを抱えた状態で過ごしていた経験があります。

私のように営業ノルマのことを休日の日まで考えてしまう人は営業職を続けていくことが難しいかもしれません。仕事以外の時間は気持ちをしっかりと切り替えて、リフレッシュできることが非常に重要に感じました。

ノルマの達成が非常に困難

営業ノルマ達成の難易度はその企業によって異なるかと思いますが、私の経験では営業ノルマは達成困難な数値に設定されることが多いように感じました。非常に高い目標を設定され、ノルマ達成のためにがむしゃらに行動していた記憶があります。

あまりにも簡単に達成できてしまうようなノルマであれば周囲に示しがつかないですし、高い目標を掲げることで周囲の部署に「これだけ頑張っているんだ」というアピールをしている部分もありました。

また、「厳しいノルマを設定することで困難に立ち向かい、その結果として一人一人が成長していく」という考え方も私の会社にはありました。このような状態から私が経験した営業職のノルマは達成が非常に困難な状況になっていました。

人間関係が大きな負担になる

営業職では様々な人と関わりを持ちながら、販路の新規開拓や既存の売上拡大を狙っていく必要があります。その人間関係の中には自分が苦手に感じる人や相性の悪い人が一定数必ず存在するでしょう。

そう言った状況においても人間関係をうまく維持しつつ、売り上げに繋げていくのが営業職の仕事になります。好き嫌いという個人的な感情を捨て、営業で関わるたくさんの人それぞれに合わせた対応をしていく必要があります。

このようなことが得意な人であれば全く問題はありませんが、人間関係が負担に感じるという人は大きなストレスを抱えることになると思いますし、営業職として結果を残すことも難しいでしょう。

リーマン

私自身も人間関係で非常に疲れてしまい日々のやる気も出ず、休日は寝て過ごすと言った感じで活力が全くない人間になっていました(笑)

プライベートの時間が削られる

営業職はお客様との関係構築が非常に重要になってくるため、仕事の時間以外にもプライベートの時間を使って関係構築をしていくことが多くなります。内容は食事をしたり、趣味のゴルフや釣りに付き合ったりと人によってさまざまです。

営業職としてもお客様から声がかかれば、信頼関係を崩したくないという気持ちから、なかなか断ることはできないでしょう。私の経験した営業職ではお客様の誘いを断れば上司から怒られるくらいでした(笑)

当然お客様との関係構築に自分の時間やお金を使えば、営業成績にもつながってきますし、仕事もやりやすくなるためデメリットばかりではありません。ですが、場合によっては自分の時間が持てなくなり、仕事とプライベートのバランスが取れなくなってしまうこともあります。

定時にあがることはまずできない

営業職は訪問するお客様の予定次第で面会時間が変わります。私の営業経験からも夕方18時以降からしか面会できない方がいたり、昼の時間は面会NGという方がいたり人によってさまざまでした。

また、私が経験した営業職では夕方17時半頃まで営業活動をして、会社に戻ってきてから事務作業を行なっていましたので、仕事が終わる時間が19時〜20時くらいという感じでした。私に限らず同じ会社の営業職員はみんなこのような時間帯で仕事をしていました。

「営業職は残業時間が長い」と言われますが、これはお客様の都合で訪問時間が遅くなったり、営業活動後に帰社してから事務作業をしなければならないため、定時に帰宅することができないということなんです。

予定通りに仕事を進め、定時に帰りたいという人が営業職についてしまうと残業時間の多さに疲れてしまうと思いますし、無理に定時にあがろうとすると周囲から「仕事をちゃんとやっていない」「非常識だ」などと思われてしまう可能性があるので十分に注意しましょう(笑)

まとめ

ここまで私の職業経験からきつかった仕事3選をご紹介してきました。

今回はそれぞれの仕事のきつかった・大変だった部分をお伝えしてきましたが、実際に働いてみると自分の成長につながったり、良い経験になった部分もたくさんありました。

そして今回ご紹介した職業に関しても私はきついと感じましたが、人それぞれ向き不向きがありますので、他の人からすると働きやすく天職になる可能性も十分にあります。営業職や事務職、自動販売機補充員に興味があるという人はネガティブな部分にだけ目を向けるのではなく興味がある場合は実際に挑戦してみるのもアリかもしれません。

現在の仕事に悩んでいる方や今後就職・転職を控えている方に少しでも参考になる部分があれば嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうどざいました!