営業職

営業職として働く3つのメリットと成長できる点5選をご紹介。

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営業職って大変なイメージがあるけど、営業職ならではのメリットとかあるのかなぁ?
営業職は成長できるってよく耳にするけど、具体的にどんな部分が成長できるんだろう?

リーマン

今回は営業職経験者の目線から、営業職として仕事をすることのメリットや営業職を経験することでどのような部分を成長させることができ、どのようなスキルを身につけることができるのかと言った点をご紹介していきます。

今回の記事を読んでいただくことで以下のことがわかります。

営業職として働く3つのメリット

営業職として働くことで成長できる点5選

それでは順番に見ていきましょう!

営業職のメリット

まずは営業職として仕事をしていく上での3つのメリットをご紹介していきます。

ノルマを達成してしまえば比較的自由

まず1つ目は営業ノルマについてです。

営業ノルマは営業職として働く上で切り離せないもので、基本的には月単位で目標設定がなされ、その月内に目標の営業ノルマを達成するために日々行動していきます。

多くの人がイメージする通りの営業職といった感じですね。

ですが考え方によっては目標さえ達成してしまえば、比較的自由に動けるというのが営業職の特徴です。

私自身も営業職として仕事をしてきた経験がありますが、その月のノルマが早々に達成できた場合、日々の事務作業や定期訪問などはありましたが、その他の時間は自分の好きなように行動できていました。

広い駐車場に車を停めて昼寝をしたり、美味しいと評判のお店に行って一人で食事をしたり、資格の勉強をしたり、銀行や役所に行って用事を済ませたりなどなど。

業務時間内にゴルフに行っている社員も多くいました(笑)

このように仕事の進め方によっては自由に使える時間が多く、時間や場所に縛られずに行動できるのが営業職の魅力の一つです。

しかし、営業ノルマは簡単に達成できるものばかりではないため、その点は覚悟しておきましょう。

結果を残せば給料に反映されやすい

続いての営業職のメリットは給料面になります。

営業職の中でも「成果報酬型」の給与形態を採用している会社で営業職として仕事をすることで、売り上げに応じて給料をアップさせることができます。

この点は「完全歩合制」や「月給〇〇+歩合制」など様々な条件があるため、自分に合った条件の会社を探す必要があります。

いずれにしても「成果報酬型」の中で営業職として活躍することで、周囲の職種と比較しても多くの給料を手にすることができます。

年齢や勤務年数に関係なく、短期間で収入をアップさせたいという方にとっては非常に魅力的ではないでしょうか。

ただし営業成績に応じて収入の変動が大きくなるため、収入を安定させるという点は難しくなるかもしれません。

人脈が広がる

3つ目のメリットは「人脈」になります。

営業職は他の職種と比較しても関わる人の数が非常に多く、周囲とうまく協力をしながら活動する必要があります。

取引先、商品の仕入れ先、社内の仲間、個人のお客様、地域の方々などなど。

私も営業職として活動していた頃はとにかく多くの方々と関わりながら日々を過ごしてきました。

当然こういった状況だと人と人との繋がりで、どんどん関わりの輪が広がっていきます。

知り合いの知り合いなど営業職として仕事をしていなければお会いすることができなかったような方々とも関わりを持つことができるようになります。

リーマン

取り扱う自社の商品によっては人の数だけではなく、一般家庭の方から会社経営者、中小企業の方々など関わる人も様々で、学びになることもたくさんあります。

周りの人からの刺激を受けて自分自身のスキルを高めたり、たくさんの人との関わりの中で成果を出していきたいという人にとっても営業職は魅力のある職種になるのではないでしょうか。

営業職で成長できる点5選

ここからは営業職として仕事を行なっていくことで成長・身につけることのできるスキルについてご紹介していきます。

営業職を通して非常にたくさんの力を伸ばすことができますが、今回は厳選して以下の5選のご紹介をしていきます。

  • コミュニケーション力
  • ヒヤリング力
  • 交渉力
  • 情報収集力
  • 利害調整力

それでは順番に見ていきましょう!

コミュニケーション力が身につく

まず1つ目はコミュニケーション力です。

営業職は皆さんの想像通り、コミュニケーションを取ることが仕事みたいな部分がありますよね。

お客様に会って挨拶、雑談、ヒアリング、オファー、クロージングと各ステップによって会話の内容が変わってきます。

この会話の流れは台本のようにテンプレ化されていますが、その中でも話す側の親しみやすい話し方や商品の提案力、相手の意向をうまく汲み取った話し方など、話す人によって相手の反応も大きく変わってきます。

営業職を続けていく中で話の運び方や、その人に合わせたコミュニケーションの取り方などコミュニケーションスキルを身につけたり高めたりすることができます。

リーマン

私も含め多くの人はコミュニケーションに自信がないと感じている方が多いかと思いますが、営業職として場数を踏んでいくことでしっかりとコミュニケーション力を身につけることができるでしょう。

ヒヤリング力が身につく

続いては「ヒヤリング力」についてです。

営業職として相手のニーズを読み取るということは非常に重要です。

優れたヒヤリング力というのは相手の考えていることを言語化して課題や問題点を発見することができたり、その言語化された課題や問題点をどのように解決していくか明確に相手に提案することにつながります。

また、相手の話に耳を傾け、こちらからもその都度質問を投げかけながらコミュニケーションを取っていくことでお互いの信頼関係の構築にも繋がり、より相手のニーズを掘り起こすことができます。

営業職として相手の課題や問題点を見つけ出し、その解決方法を的確に提案し、相手との信頼関係の構築にも繋がるという点からヒヤリング力がいかに重要なスキルかお分かりいただけると思います。

営業職として日々相手の立場に立ち、問題解決に向けて活動していくことでヒヤリング力も確実に磨かれていきます。

交渉力が身につく

交渉力は営業職にとって必須のスキルと言えるでしょう。

「お互いが納得できるゴール」のために相手を理解し、事前に十分な情報を用意し、様々な会話シナリオを想定し、分かりやすく論理的に相手に商品を提案します。

さらに、こちら側のトークだけではなく、相手の意見に十分耳を傾け、定期的な訪問を継続し、「この人なら信頼できる」と感じていただける関係を築くことも非常に重要です。

交渉力とはただのコミュニケーションスキルではなく、このような総合的な行動から生まれてきます。

営業職を続けることによってこのような論理的思考、関係構築力、ヒヤリング力などのスキルを高めることができ、それらを元に交渉力を高めることができます。

情報収集力が身につく

営業職ではこちらが一方的に商品のセールスを行うのではなく、相手のニーズを読み取りそのニーズに合った商品の提案を心がけなければなりません。

その際には情報収集能力が非常に重要であり、相手との会話や、その周辺の関係者からの情報、自分が提案しようとしている商品やそれ以外の代替製品など、多くの情報を精査した上で営業活動をしなければお客様には納得していただけません。

日頃の営業活動の中で得られる情報や、自分自身が自主的に収集しなければいけない情報など、様々な方面から多くの情報を集め、適切な商品を提案するという情報収集能力は営業活動を通じて身に付く魅力的なスキルと言えるでしょう。

利害調整力が身につく

これまでご紹介してきた通り、営業職では多くの人と関わりながら結果を残していかなければなりません。

営業の仕事としてノルマの達成はもちろんですが、いろいろな立場の関係者の利害を考慮し、できる限り多くの人にとって利益となるような形で結果を残す必要があります。

例えば…

会社側はできる限り多くの利益を上げたいが、お客様はできるだけコストを下げて商品を仕入れたい。

お客様は非常に特殊な商品を短期間での納品を希望しているが、事務側としては現在の在庫で対応して欲しいと考えているし、受注から納品までの期間に余裕を持って注文を入れてもらいたい。

などなど、関わっているそれぞれの立場の人たちの利害を考慮し、最も良い形になるように営業活動を行わなければなりません。

特に取引が開始してしまうとお互いに合意した形でサービスの提供が続いていく訳ですので、どのような形で取引を行なっていくのか取引開始前に営業がしっかりと形を作っておかなければなりません。

非常に調整が難しく、バランス感覚が必要となる問題ではありますが、営業職を通じてこのような利害調整力も身についていきます。

営業職は大変な面も多いが自身の成長につながる

多くの人が想像するように営業職はノルマや人間関係といった点からストレスを多く抱えがちな職業ではあります。

しかしその反面、ここで紹介したようなコミュニケーション力やヒヤリング力、交渉力、情報収集力、利害調整力など様々なスキルを身につけるチャンスのある職種になります。

さらに、給与面では自分の努力や結果次第で多くの収入を得ることができたり、営業職を通じて人脈を広げることもできるという点も非常に魅力的に感じる方も多いのではないでしょうか。

仕事を通じて自分自身を成長させたい、可能性を広げてみたい、新しいことにチャレンジしてみたいという方にとって営業職は選択肢の一つになるのではないでしょうか。

まとめ

今回は営業職経験者の目線から営業職として働くメリットや成長できる点をご紹介してきました。

これまでに経験した職種の少ない人にとっては、自分に合った仕事を見つけること自体が難しいかもしれませんが、しっかりと情報を仕入れて自分の職業選択の際に的確な判断ができるように心がけていきましょう。

そのためには転職エージェントの利用もおすすめです。

以下の記事も参考にしてみてください!

営業職のことをあまり詳しく知らなかったり、今後営業職として仕事をしていこうと考えている方の少しでも参考になれば幸いです。

また、こちらのブログでは営業職以外の職種に関しても情報発信していますので、そちらの方もご覧いただけると嬉しいです!

最後までご覧いただきありがとうございました!