今回の記事では営業職に向いていない人の特徴と営業職に転職する際に意識しておくべきポイントを2点ほどご紹介していきます。
営業職に興味のある方に参考にしていただけると幸いです!
今回の記事を読むことで以下のことが分かります。
- 営業職に向いていない人の特徴7選
- 営業職へ転職する際に気をつけるポイント
- 営業職を辞めようと考えている方へのアドバイス
それでは順番に見ていきましょう!
営業職に向いていない人の特徴7選
まずは営業職に向いていない人の特徴についてです。
私自身の営業経験から、「これらの特徴を持つ人は営業職として活躍するのは難しいのではないか」と感じる特徴についてご紹介していきます。
あくまでも私個人の考えになりますので、1つの参考材料として捉えていただけると幸いです!
それでは順番に見ていきましょう!
人とのコミュニケーションが嫌いな人
営業職では相手とのコミュニケーションから信頼関係を築き、商品の販売に繋げていきます。
当然相手とのコミュニケーションが苦手だったり嫌いだったりすると営業活動自体が苦痛に感じるでしょう。
例えば…
- 相手の話に興味がない
- 相手との意思疎通がうまく取れない
- 人との会話でたびたび気まずくなる
- 初対面の人と関わりたくない
- 人に対する好き嫌いが激しい
このように感じてしまう人は営業職に向いていないですし、なかなか営業成績もついてこなないことが容易に想像できると思います。
私自身も営業職の経験がありますが、当時は人とのコミュニケーションが苦手だったため、非常に苦しい毎日だった記憶があります。
自分に合っていない職種だったため、一生懸命努力しても営業成績がなかなかついてきませんでした。
コミュニケーションスキルは営業職にとって必要不可欠なスキルになります。
どんなに自分が苦手に感じる相手であっても、相手の懐に入り込めるような関係づくりができなければ営業職として活躍することは難しくなるでしょう。
こまめな連絡が苦手な人
こまめな連絡が苦手な人にとっても営業職は向いていないと言えるでしょう。
営業職では相手との意思疎通や報告・連絡・相談などが当たり前にできなければお互いの信頼関係に影響が出てしまいますし、当然そのようなことができない相手に対しては不信感が募っていきます。
相手に対する対応が大雑把であり丁寧で細かな対応ができない場合、なかなか商品を売り込んで売り上げに繋げることはできないでしょう。
商品に対する説明や連絡もそうですが、相手との面会に関するスケジュール調整やその他の情報提供、商品の引き渡し後のフォローなどコツコツと相手との関係構築に力を入れられる人が結果を残す職種でもあります。
こまめな連絡というのはそういった意味で営業職にとって必須スキルであり、その点をしっかり意識することができなければ営業職として活動していくことは難しいかもしれません。
察することができない人
相手の仕草や表情から相手の気持ちを察して行動を起こすことが必要なのも営業職の特徴になります。
営業職は活動の中で様々な人と関わりができますが、中には自分の気持ちをストレートに表現することができない人がいたり、表情や仕草で自分の気持ちを伝えてくる人もいます。
そのような状況の中で的確に相手の気持ちを読み取り、営業活動に取り組むことができなければ営業職として活躍することが難しいと言えるでしょう。
相手の気持ちを察することができない人は、営業職のように多くの相手とコミュニケーションを取る必要のある職種において「この人には意図が伝わりづらい」「上手く意思疎通が取れない」という気持ちを相手に抱かせてしまうことも多いため、営業職として相手との信頼関係を気づくことが難しくなるでしょう。
身だしなみに無頓着な人
営業職員にとって身だしなみを整えることも非常に重要です。
スーツが汚れ、髪型やネクタイが乱れているような人の話すことは信用できませんし、その人の言葉に説得力も出ません。
また、単純に身だしなみが乱れ、不快な匂いがする人とは信頼関係も築くことができないため、取引につながることは無く売り上げを上げることも難しくなります。
営業職として活動するからには清潔感を重視し、取引相手に対して不快感を与えないような身だしなみを心がける必要があります。
信頼関係を築いていくためにも、実績を上げるためにも身だしなみに無頓着な人は営業職に向いていないと言えるでしょう。
言葉遣いが荒い人
言葉遣いが荒い人にとっても営業職は向いていないと言えるでしょう。
営業職は日頃から多くの人と接し、良好な人間関係を築く必要があります。
そこでコツコツと築いた信頼関係が取引につながり、売上として自分の営業成績に返ってくるわけですが、言葉遣いを間違えてしまうと相手に不快感や圧力を与えてしまい、少しずつ積み重ねてきた信頼関係を一瞬で崩してしまいます。
営業職として活動する際には、どんな相手であっても丁寧な言葉遣いを心がけ、コミュニケーションを通じて相手に安心感や信頼感を与えることが必須となります。
普段から言葉遣いが荒い人はもちろん、ネガティブな発言、人の悪口、マウントを取るような発言、不安を煽るような発言をしてしまう人も営業職には向いていないでしょう。
プライドが高い人
営業職として活動するには常に低姿勢で、相手のことを受け入れる意識が非常に重要です。
プライドが高い人は当然相手の意見や考えを尊重することができませんし、仮に営業活動でトラブルが起きた際には自分の方から相手に謝罪することも難しいでしょう。
営業職として活動する際には、明らかに相手のミスや相手が原因のトラブルであっても、相手のことを受け入れる必要がありますし、場合によってはこちら側も頭を下げなければならない時もあります。
プライドが高い人にとっては咄嗟にこのような行動を取ることが非常に難しいですし、「なんで自分がそんなことをしなければならないのか?」という気持ちが態度に出てしまうでしょう。
プライドが高く相手のことを受け入れることができない人やこちら側から頭を下げることができない人にとっては、営業職として活躍することは難しいでしょうし、相手に信頼感や安心感を与えることができないため、他の職種においても人間関係がギクシャクしてしまう可能性があります。
気持ちの切り替えができない人
営業職は人との関わり合いの中で失敗や上手くいかないことの連続です。
いくら自分が計画的に問題なく業務を進めることができたとしても、相手が関わることによって予定通りに進めることができなかったり、時には信頼関係に影響してしまうこともあります。
そんな時にいつまでも失敗を引きずり、気持ちの切り替えができないようでは次の営業活動に影響が出てしまいますし、人との関わりが億劫になってしまうことにも繋がります。
私の経験上、営業職は特に人と人の関わりの中で業務が進行していくため、予期せぬタイミングで業務が停滞したり、当初の予定が白紙になってしまうことが他の職種と比較しても多いように感じました。
そのため、なおのこと気持ちの切り替えが上手い人でないと、いつまでも上手くいかなかった時のことを引きずってしまい営業職を辛いと感じてしまうでしょう。
営業職へ転職する際に気をつけるポイント
続いてご紹介するのが営業職に転職する際に気をつけるべきポイントについてです。
営業職に興味を持ち、転職を検討中の方にはここで紹介する「ノルマ」と「人間関係」の2点について冷静になって考えていただく必要があるかもしれません。
転職後に「こんなはずではなかった」とならないためにも、この2点が仕事に大きな影響を与えるという点をぜひ覚えておいていただきたいと思います。
ノルマが関わると仕事へのプレッシャーも大きくなる
自分が営業職に向いていると考えても実際にノルマを抱えて仕事をしてみると状況は変わります。
仕事自体は好きなんだけど、ノルマが関わってくると強いストレスやプレッシャーを感じ苦痛に感じる時があるなど営業職ならではの悩みが発生することもあります。
性格的に営業職の仕事をやってみたいと感じても、実際に営業職を選択する前に自分にはノルマやプレッシャーへのストレス耐性があるのかどうか冷静になって考えてみると良いでしょう。
その辺の判断がしっかりできていないと、実際に営業職の仕事を始めてから「思った仕事と違った」「想像以上にストレスを感じて辛い」「ノルマが厳し過ぎる」など精神的に仕事を続けていくことが難しくなるでしょう。
仕事中だけではなく、帰宅後や休日にまで営業ノルマに関して悩みを抱えそうな人であれば、長期間営業職として仕事を続けることは非常に困難です。
良い意味で深く考え込まずに「なんとかなるさ」と前向きに、少し楽観的な性格を持ち合わせておくことが営業職として活躍するためのポイントでしょう。
人間関係の多さにストレスを抱える人も多い
営業職を始めると人との関わりが非常に複雑でストレスを感じる人も少なくありません。
ある程度自分の許容範囲内の人間関係であれば、その都度問題に対処しつつ関係構築がしやすいかもしれませんが、一定数以上の人間関係となると対応が難しく、トラブルを抱えてしまう可能性もあります。
そのためにも自分は営業職として活動する際に、人間関係をうまく管理することができ、バランスをとりつつ業務を進めていくことができるかどうかしっかりと考える必要があります。
営業職ではルート営業や新規開拓、飛び込み、テレアポなど様々な形態の営業職が存在しますが、より自分に合った営業形態を選択することも営業職として活躍するための一つの方法になるでしょう。
営業職を辞めようと考えている方へのアドバイス
最後に営業職を辞めようか検討中の方へのアドバイスです。
現在の仕事が辛く、感情だけがが優先して転職が失敗してしまわないように、転職を検討する際には現状を冷静に分析する必要があります。
営業職を辞めようと考えている理由と営業職から得られるものや魅力を天秤にかけて、納得のいく判断をしていきましょう!
また、転職を決断した際にはその後どのように転職活動に臨んでいけば転職活動を成功させることができるか、あらかじめイメージしておく必要があります。
営業職から得られる経験は非常に貴重
営業職を続けることで身につけることのできるスキルや経験も多くあります。
営業職を経験することでコミュニケーションスキルやヒアリング力、課題発見力、交渉力など社会人に必須とも言えるスキルをトータルで身につけることができるため、営業職が辛いと感じる人であってもある程度の期間自分自身の成長と捉え、仕事を続けるという判断をするのも1つの選択肢でしょう。
また、スキル以外にも営業職として日々多くの人と接する中で、人との関わり方を学んだり、仕事の枠を超えて関わりを持つことになるような人と出会うことがあるのも営業職の魅力といえます。
このような経験や人との結びつきはお金で買うことはできませんし、その後の自分の人生を豊かにしてくれるような出来事になるでしょう。
現在営業職として仕事に取り組んではいるものの仕事に辛さを感じているという人であっても、その経験は決して無駄にはなりませんし、仕事の辛さ以外の面に少し目を向けてみて、自分の成長や経験、人とのつながりを感じつつ仕事を続けるのか転職するのか冷静に判断することを意識してみると良いかも知れません。
営業職からの転職なら転職エージェントの活用がおすすめ
現在営業職として仕事をしている人の中で、どうしても営業職が辛く転職を考えている人に対しては「転職エージェント」の利用を強くおすすめします。
おすすめする理由は以下の点です。
- 無料で利用できるから
- キャリア相談の上で自分に合った求人を紹介してもらえるから
- 履歴書・職務経歴書等の書類添削サービスを利用できるから
- 面接対策を活用できるから
- 非公開求人に応募することができるから
- 企業側との給与交渉などを代行してもらえるから
- 選考の日程調整を任せることができるから
- キャリアアドバイザーに転職活動全般に関する相談をすることができるから
これら以外にも転職エージェントを活用するメリットはありますが、主な理由はこれら8点になります。
転職エージェントに関する詳しい内容やおすすめの転職エージェントは以下の記事にまとめてありますので、ぜひ確認してみてください!
転職をするからには自分に合った職種で尚且つ、雇用条件も納得のいくものにする必要があるでしょう。
そのためには転職エージェントを利用し、万全の状態で転職活動に臨む必要があります。
ぜひ自分に合った仕事を見つけ、これまで以上に自身の力を発揮できるように行動していきましょう!
まとめ
今回の記事では営業職に向いていない人の特徴や営業職に転職する際の注意点・営業職から他の仕事に転職する際の注意点などをご紹介してきました。
営業職は様々な魅力のある職種である反面、ノルマや人間関係で辛いと感じてしまう部分もある職種です。
特にノルマや人間関係に関しては、合わない人にはとことん合わない部分になりますので、その辺を念頭に入れて営業職に転職するなり、営業職から他の職種への転職を決断する必要があるでしょう。
ぜひ自分の魅力を十分に発揮でき、自分らしい生き方ができるような働き方を目指していきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました!